生産技術

ご要望に対して誠心誠意お応えするため、
あらゆる可能性を追求する
モノづくり技術を培っています。

当社がメーカーとして絶対の自信を持っているのが、高品質・高精度の機械加工に関する技術です。NC複合機をはじめ多彩な加工マシンを設備するとともに、マシンの性能を最大限に引き出すことのできる製造技術者の育成にも注力。お客様からのご要望に対して誠心誠意お応えするため、あらゆる可能性を追求したモノづくりを展開しています。

取締役工場長 村上耕司

3つのこだわり

「外観重視」や「幾何公差重視」、「寸法精度重視」など様々な要求に対して、独自の加工技術を駆使することで、
QCD(品質・コスト・デリバリー)の全てのニーズに応えるモノづくりを行っています。

外観重視部品の加工

外観重視部品の加工
キズの原因になるキリコを適切にコントロール

製品にキズが付く大きな原因は、加工中に発生する金属くずのキリコ(切粉)が製品や切具に絡みつくことにあります。特に、銅やアルミといった難削材では、キリコの処理が問題です。当社では、加工の形状や材質に最適な工具を選択することはもとより、チップ(インサート)の切刃形状に着目し、キリコを分断したり、排出方向をコントロールしたりすることで絡みつきを防いでいます。

外観重視部品の加工

幾何公差重視部品の加工
お客様の要求より厳しい社内規格を設定

クオリティの高い製品加工のためには、形状を制御する「幾何公差」に対する管理も重要です。当社では、お客様から指示された仕様以上の厳しい幾何公差を独自に社内規格として設定。例えば、お客様からの指示が30ミクロンであれば社内規格で20ミクロンに設定し、より高品質のモノづくりに取り組んでいます。

外観重視部品の加工

寸法精度重視部品の加工
ミクロン単位の寸法公差に応える高精度加工

製品加工では、図面の寸法に対して許される誤差の範囲(寸法公差)が定められています。機能的に重要な箇所に組み込まれる製品であればあるほど、この寸法公差の数値は小さくなり、ミクロン単位の精度が求められることも少なくありません。当社では、マシンの性能を最大限に引き出す加工手順や最適なチップの選定等により、ミクロン単位の寸法公差に応える高精度加工を実現しています。

ワークフロー

生産技術の流れ

01 打ち合わせ

お客様から依頼された図面データをもとに、最適なマシンや工具の選定、加工手順の検討を行います。

高精度の機械加工で重要になる、対象ワークをマシンに固定するための治具を設計製作します。

03 プログラム作成

打ち合わせた加工手順等に基づいて、NCマシンを動かすためのプログラムをCAD/CAMで作成します。

04 機械加工

形状や材質、寸法精度等に応じて選定した最適なNCマシンを使って、機械加工を行います。

05 完成

初品検査や各工程での定期検査、外観検査など厳しい品質検査を行い、お客様のもとに出荷します。
01
打ち合わせ
02
治具制作
03
CADでプログラム作成
04
加工
05
製品の完成